2000年、浅草サンバカーニバル1部リーグのサンバチームをメンバーとして産声を上げた「浅草エスコーラ・ヂ・サンバ協会(AESA)」。
人間の年齢にたとえればまだまだ子どもですが、浅草サンバカーニバルの誕生から続くサンビスタ(サンバ愛好家)とAESAの歴史は、日本におけるサンバ文化、カーニバル文化の歩みそのものといっても過言ではありません。
取材協力、資料提供:高橋重雄氏(G.R.E.S.仲見世バルバロス) 文:平田有紀
ブラジル以外の国で開催されるサンバカーニバルの中で、今やもっとも参加人数の多いイベントに成長した「Asakusa Samba Carnival」。その中核として機能しているのが、私たちAESAです。新たなチームの参加もあり、現在11チームが加盟(2023年4月現在)。約2,000人のサンビスタの意見を取りまとめ、浅草サンバカーニバル実行委員会と一丸となって、よりよいカーニバルづくりをめざしています。
また2006年からは国内外のサンビスタを繋ぐさまざまなプロジェクトもスタート。日本で唯一のサンバ協会として、浅草のみならず世界中に、サンバを通し笑顔と希望、喜びを伝えるお手伝いをしています。
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